背面空洞充てん工法 Wフィルグラウト工法

  1. ホーム
  2. 工法
  3. Wフィルグラウト工法

特長・概要

Wフィルグラウト工法とは

近年、補修における空洞充てん注入の重要性が再確認されています。空洞には水を伴うケースが多く、耐水性のグラウト材が望まれています。そのような中で開発されたのが、新しいタイプの2液性水中空洞充てん注入工法「Wフィルグラウト工法」です。

主な特長

Wフィルグラウト工法は、以下の特長を持った工法です。

1水に希釈されません。

2可塑状モルタルなので限定注入が可能です。

3充てん性のよい施工ができます。

4使用機械が小型で、スペースをとりません。

5環境に優しい材料です。(土壌環境基準に適合しています。)

※「可塑状モルタル」=自己流動性はありませんが、若干の加圧で流動化するモルタル(ソフトクリーム状) 「Wフィルグラウト工法」は、河川および港湾の護岸背面はじめ、既設構造物周辺のあらゆる空洞充てんに適しており、特に水中では、その特性を充分に発揮します。

施工方法

当該工法は、A液、B液を別々に混練り・圧送し、ミキシングユニットで2液を混合してできる可塑状モルタルを、注入ホース、注入管を用いて所定の空洞に充てんします。


  • フロー試験 A液のみの場合

  • A液とB液を混合した場合

  • A液とB液を混合し、可塑状モルタルとなったWフィルグラウト

写真など


  • 橋脚フーチング

  • 吹付けのり枠

  • 護岸