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つくば研修センター

設立の動機

つくば研修センター全景

実習を前提とした学びの場の提供

近年の構造物補修工法は、予防保全工法、劣化対策工法、耐震補強工法、部材取り換え工法と多岐にわたっており、使用材料もコンクリート、鋼材、樹脂材料、アラミド・炭素繊維等の新材料と多様になっています。これらの工法・材料に習熟することは、施工品質の確保のため必要不可欠です。また、当社グループの豊富な独自工法・材料は貴重な財産であり、その技術を確実に伝承していくことは重要な課題と考えています。これらの技術を社員全員にマスターさせるためには、従前より実施している座学講習や施工現場でのOJTでは充実度が薄いため、本格的な研修センターが必要と判断しました。これらのことから、2021年10月、補修工学研究所隣地に約5,000㎡のつくば研修センターを設立しました。

施設のコンセプト

研修用橋梁

施設のコンセプトは、各工法・材料採用の意図や施工上の留意点、安全の勘所等を座学で理解し、その研修期間中に実技研修も行うことで知識の定着を図るというものです。社員はもとより、補修工事経験の浅い国内外パートナー会社等への研修をも念頭に置き、実技研修に使用する補修対象物・補修材は施工現場と同様のものにすることで研修に具体性を持たせました。主な施設として、講習室、施工研修室、安全研修室(実物足場、マネキン、危険体験、VR危険体験)、実物大研修橋梁(2径間単純プレートガーダー3主桁橋)があります。

施設の概要

  • 研修棟(延べ床面積約1,000㎡)
    • 講習室: 最大54名が受講できる座学用教室
    • 施工研修室: 補修材料の取り扱いを実際に施工しながら学習できる研修室
    • 安全研修室: 安全活動の重要性を体験する研修室
  • 研修橋梁(10m×20m)
  • 安全帯ぶら下がり体験
  • 座学講習
  • 朝礼実習
  • 有機材料の施工実習
  • 落橋防止装置の施工実習(研修用橋梁)
  • 鉄筋探査実習