特長・概要
SUFFシート工法とは
地下トンネル構造物※における内面側からの酸素供給を遮断することで、コンクリート中の酸素濃度を低下させ、鉄筋を防食する表面保護工法です。
※構造物の背面側からの酸素の供給が少ない環境(背面水位が 高い環境など)に設置された地下トンネル構造物を対象とした工法です。
主な特長
SUFFシート工法は、以下の特長を有しています。
1酸素遮断性
食品の包装に使用されている材料(PVDC(ポリ塩化ビニリデン)コートOPP)と同等以上の酸素遮断性を有しており、鉄筋の防食に対して効果的です。
2耐水圧性
地下50mの構造物に作用する水圧を想定した背面水圧(0.5MPa)に耐えることができます。
3高品質で均一な仕上がり
工場で製作されたシートを使用するため、塗装系工法と比較し、高品質で均一な仕上がり面が得られます。
4下地視認性
仕上がり面が透明なため、コンクリートに発生したひび割れ等の変状を目視確認できます。 (最小視認ひび割れ幅:0.05mm~)