特長・概要
応力機能目地®工法とは
応力機能目地®工法は、既設水路躯体の目地部を50mm幅で箱抜きし、新開発の目地材を特殊エポキシ樹脂を塗布して差し込み、躯体と一体化させて止水を図る工法です。
老朽化した水路目地の補修対策が求められる中、コンクリート製農業用開水路および水路トンネルの目地部における効果的な漏水防止対策として、(独)農業工学研究所と共同研究(*1)を行い、開発しました。
*1 研究成果は、H16.7月「農業農村整備のための 実用新技術成果選集」“6.農業水利施設の効率的な整備・更新のための技術”(68頁)に掲載されています。
主な特長
1目地材としてEPDM(*2)を使用しているため高耐久性です。
2EPDM(*2)の高弾性と特殊エポキシ樹脂の接着性により高止水性を発揮します。
3既設躯体を取り壊すことなく漏水対策ができ、工期短縮、コスト縮減が図れます。
4目地材の劣化要因となる引張応力が目地表面に発生しない構造です。
*2 エチレンプロピレンゴム: 農業用貯水池の表面遮水工法で汎用され、実材令30年以上の耐久性が実証されている合成ゴム。
試験結果など
カタログ・資料
注記: 応力機能目地工法は、ARICに新技術登録しています。「応力機能目地®」は、現:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、 旧:独立行政法人農業工学研究所)とショーボンド建設株式会社の登録商標です。