特長・概要
鋼板接着工法とは
鋼板接着工法は、覆工コンクリートに鋼板を接着一体化させ、剛度を増加させる工法です。鋼板をアンカーボルトで覆工に固定し、覆工との間に設けた数mmの空隙に、エポキシ樹脂を注入します。
主な特長
1内空断面の確保
施工仕上がりが1cm程度であり、比較的内空断面の減少が少ない工法です。
2補強効果
鋼板には覆工内面に生じる引張応力を受け持たせるため、曲げひび割れの開口を抑制する効果が期待できます。また、はく落防止の効果が期待できます。
3耐久性・耐食性
被覆効果により、内空側からの覆工の劣化を抑制できます。なお、鋼板の防食のため、定期的に塗装する必要があります。