特長・概要
ジャッキビーム工法とは
「ジャッキビーム工法」は、ジャッキを利用して既設床版を主桁から切り離す工法です。既設床版を搬出可能幅でカッター切断、ブロック化した後、既設床版にPC鋼棒を通してジャッキ装置で引き上げ、主桁と分離します。
主な特長
ジャッキビーム工法は以下の特長を有しています。
1低騒音
油圧ジャッキを利用した床版撤去のため、騒音の発生がほとんどありません。
2急速施工
ブロック化した床版のため、現場から迅速に撤去して搬出ができます。
3高い安全性
ブレーカーによる撤去に比べて安全性が高く、また、主桁を痛めることもありません。
構造、施工手順
- ジャッキビームの両端に装着された2基の電動油圧ジャッキとPC鋼棒を定着させる構造を持つ梁から構成されています。
- 油圧能力とビーム長を変えた2種類の装置を用意しています。