特長・概要
CAP工法とは
本工法は、コンクリート表面の微細なひび割れ部に注入材を塗布すると、ひび割れの深部まで浸透接着しますので、注入器具を用いることなくひび割れ補修ができます。
主な特長
1注入器具を用いないで、幅0.3mm以下の微細なひび割れを補修できます。
2ひび割れ表面に注入材を塗布するだけで、毛細管現象によりひび割れ内部に浸透し、接着一体化します。
3湿潤したひび割れ面の接着性にも優れています。
4ひび割れ部からの劣化因子を遮断する効果があります。
ひび割れ浸透後の状態(曲げ試験後)
供 試 体:ひび割れ部塗布5回(横向き浸透)
ひび割れ幅0.2mm
試験条件:曲げ試験(23℃)
曲げ試験・破壊後の供試体側面
(下面にグラウトLVを塗布)
- 接着効果によりひび割れ部は未破壊(注入材浸透部)
- ひび割れ部で破壊(注入材未浸透部)
- ひび割れ部以外で破壊