橋梁床版打替工法 スーパー床版

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特長・概要

スーパー床版とは

「スーパー床版」は、9mmの下面鋼板に、ずれ止めとして特殊高力ボルトを採用した、工場製作のプレキャスト合成床版です。
床版厚を薄くすることで軽量化を図り、無溶接構造とすることで、同種の合成床版に比べて高い疲労耐久性を実現しました。

主な特長

スーパー床版は以下の特長を有しています。

1剛性が大きく床版厚を薄くできるため、鉄筋コンクリート床版より軽量化することができます。

2鋼板のずれ止めや継手に高力ボルトを使用し、溶接を行わないため、疲労耐久性が向上しています。

3架設時に重機の乗り入れが可能で、また、即日交通解放ができます。

4型枠、配筋、コンクリート打設等の現場作業がわずかで、省力化・工期短縮が実現できます。

5工場製作のため、高品質な床版です。

構造

  • スタッドジベル溶接部の疲労破断を避けるため、ずれ止めに特殊高力ボルトを採用して、疲労耐久性の向上と合成効果の低下を防ぐ構造としています。
  • 相互のパネルは従来工法の現場溶接に代えて、高力ボルトによる添接板を用いて連結しています。
  • パネルは主桁上に配置したスタッドジベルを介して連結しています。
  • 車線間継手は、機械継手を併用した鉄筋の重ね継手を基本としています。

カタログ・資料