落石防止工法 ウルトラシェッド工法

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特長・概要

ウルトラシェッド工法とは

ウルトラシェッド工法は、従来工法に比べ、あらゆる面でその性能を大きく向上させたロックシェッドで、加えてコスト縮減・工期の短縮が期待できる優れた工法です。

特長

1上下鋼板がボルトで結合され、さらにコンクリートで合成されているため押し抜きせん断破壊がなく、荷重が版に広く分配されます。

2版が薄く柔軟性に富むため、大きな衝撃力が変形エネルギーとして吸収されます。(実大規模実験によればRC、PC構造に比べ50%程度に衝撃力が緩和されます。)

3死荷重が著しく小さいため、平常時・地震時両面で基礎工が小さくてすみます。

4頂版厚が薄いため、RC構造に比べて頂版工事費が10%以上縮減できます。

5架設時からコンクリート打設までパネルが自立できるので、支保工架設の必要がありません。このため交通規制も少なくてすみます。

6現場での支保工や型枠、配筋作業がなく、パネルを組み立ててコンクリートを打設するだけなので、RC構造と比べ工期が1/2程度ですみます。

標準構造図

共同実験

ウルトラシェッド工法は、北海道開発局との共同研究によって開発され、共同実験「実物大供試体による衝撃実験」によって、その耐力が確認されています。

  • 幅員9m、長さ(道路延長方向)7.7m、厚さ30cm、建築限界4.5mを確保した実大規模の供試体を製作。
    頂版上には、90cm厚の敷砂を敷設。
  • 高さ30mより重錘(10tf)を自然落下させ、耐力を検証しました。
  • ■実験結果……使用上異常なし



カタログ・資料