特長・概要
RACシート工法とは
特殊な粘着シートを用いたコンクリートの高機能劣化防止工法です。
塗装系の劣化防止工法では困難な、短時間施工や低温環境下における施工など、厳しい施工条件下での作業に最適な工法です。
主な特長
1施工が簡単です。
- 既存の保護塗装を補修する場合は、下地処理後、RACシートを貼るだけで完了です。
- 塗装系工法や接着剤を使用した工法のような養生は、必要ありません。
2ひび割れ追従性に優れています。
- 特殊粘着シートを用いるため、伸縮性に優れており、低温環境下でもひび割れの動きに追従します。
- 鉄道高架橋のような、振動でひび割れが開閉する場所にも適用できます。
3耐候性に優れ、高品質で均一な仕上りです。
- 表面の耐候性フッ素フィルムにより、耐候性の向上が図られています。
- 劣化因子(水分、塩分、二酸化炭素等)の浸入抑制性能に優れています。
- 塗装系工法と比較し、高品質で均一な仕上り面が得られます。
施工断面・シート構成
カタログ・資料
注記: 本工法は、東日本旅客鉄道株式会社・ショーボンド建設株式会社・日東電工株式会社の3社共同開発工法です。(特許取得済)