鉄骨ブレース補強工法 KTブレース工法

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特長・概要

KTブレース工法とは

KTブレース工法は、鉄骨ブレース増設による耐震補強工法の一つで、斜材をH型鋼ではなく、すっきりとしたKTブレース(円形鋼管の端部にピン接合機構を有する引張・圧縮構造部材)を用いた工法です。

主な特長

KTブレース工法は以下の特長を有しています。

1高いデザイン性

KTブレースは円形鋼管のため、パネルなどで覆わず剥き出しのまま直接塗装仕上げが可能で、スマートな納まりとなります。特に学校などで使用しても生徒が怪我をする危険性もありません。

2あらゆる鉄骨ブレースタイプにも適用可能

従来工法鉄骨ブレース、鉄骨ブレース接着工法、外付け鉄骨ブレースと、様々な鉄骨ブレースタイプに取付けることができます。

3あらゆる構造の耐震・制震補強として適用可能

単管タイプ(軸力管のみ)と二重管タイプ(軸力管と補剛管で構成)とを取り揃え、建物の構造によって最適な選択ができます。また、二重管タイプの軸力管に低降伏点鋼管を用いることにより、地震時の建物の揺れを最小限に抑える制震ダンパーとして機能します。

施工方法

KTブレースの取付けは、以下の手順で行います。

  1. 上部側クレビスをガセットプレートへ差し込み、ピンを挿入する。
  2. 脚部側クレビスをガセットプレートへ差し込む。
  3. 軸力管を回転させ、部材長を±10mmの範囲で調節する。
  4. 脚部側クレビスにピンを挿入する。

注記: このKTブレースの製造元はJFEシビル株式会社で、ショーボンド建設は販売代理店となっています。また、 KTブレースは、国土交通大臣認定書(国住指第79-1号他)を取得しています。