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農業用水路再生工法
AGモルタルライニング工法



AGモルタルライニング工法AGモルタルライニング工法は、農業用水路の摩耗や浸食を受けた躯体表面に高耐久性を有するポリマーセメントモルタルを塗布し、平滑性(粗度係数)、水密性などの機能の回復・向上を図る工法です。

*本工法は(独)農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所との共同開発工法です。


AGモルタルライニング工法は以下の特長を有しています。

  1. 農業用コンクリート水路に生じる様々な摩耗・断面欠損に適用でき、粗度係数の改善が図れます。
  2. AGプライマーを使用することにより、湿潤面施工に対応できるとともに、脆弱化した既設水路躯体との一体化を長期に確保できます。
  3. AGモルタルは、適量の水と混練するだけで使用でき、特殊な技能は不要です。
    ●標準配合例
      AGモルタル
    1 配合 1,800kg 300kg
  4. 耐摩耗性に優れ、高耐久性を発揮します。
  5. CFRPグリッド筋の併用により、断面の補強ができます。

概要:
概要





補修時の施工手順は以下のとおりです。

前工程
施工箇所を高圧洗浄します。

プライマー塗布
AGプライマーを塗布します。

断面修復
AGモルタルを1回当り2〜15mmの厚さで施工します。

仕上げ
養生剤を散布し、仕上げます。

完成

前工程 AGプライマー塗布
AGモルタルによる断面修復 仕上げ
 
完成

AGモルタル*1(繊維混入ポリマーセメントモルタル−プレミックスタイプ)の性能評価・物性値
農業用水路での様々な摩耗・断面欠損に対応できるように、モルタル骨材粒度分布を調整・改良して、
薄付けを可能としました。AGモルタルの物性は下表の通りです。

要求性能 品質項目 試験方法 試験結果*2
中性化抑止性 中性化深さ JIS A 1153 (4週間) 2mm
付着性 付着強度 JSCE-K 561 標準条件 1.7N/
多湿条件 2.8N/
低温条件 2.3N/
水中条件 2.5N/
乾湿繰返し条件 (10サイクル) 2.5N/
温冷繰返し条件 (10サイクル) 2.5N/
一体化性 圧縮強度 JSCE-K 561 (28日養生) 50.8N/
寸法安定性 長さ変化率 JIS A 1129 0.04%
耐凍害性 相対動弾性係数 JIS A 1148 (A法300サイクル) 100%
通水性 粗度係数 実験水路による計測 (高知大学) 0.0106
*1:AGモルタルは、ショーボンド化学(株)の製品です。 *2:試験結果は測定値であり,規格値ではありません。

AGプライマーの耐久性
AGプライマー*は、水環境に長期間さらされても接着強さは低下しません。
接着強さに関する耐久性について、汎用の水性プライマーと比較した試験結果です。

試験 No. プライマー モルタル 気中養生
(日) 1
水中養生
(日) 2
接着試験材齢
(日) 1+2
接着強さ
(N/
1 AGプライマー AGモルタル
塗布厚 5mm
28 - 28 3.3
2 1 28 29 3.2
3 3 31 3.0
4 7 35 3.0
5 汎用の
水性プライマー
AGモルタル
塗布厚 5mm
28 - 28 2.4
6 1 28 29 試験不可能
(接着力なし)
7 3 31
8 7 35
*AGプライマーは、ショーボンド化学(株)の製品です。


  • CFRPグリッド筋を併用することにより、水路トンネルなどの補強を行うことができます。
  • 表面粗度が大幅に改善されるため、補強前の通水量も確保することができます。



AGモルタルライニング工法で使用する材料は以下のとおりです。




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